料理サークルペチカ第22回例会報告

5月19日(日後1時からロシア語教室で 料理サークルペチカ第22回例会が開かれました。今回はブリヌィ
(ロシア風クレープ)を作りました。日本ではクレープは御菓子というイメージが強いのですがロシアの
ブリヌィは様々な具を包んだり、上にのせたりして軽食や前菜にもなります。この日は13名(うち会員6名、
5歳児1名)、ロシア語講座の現受講生と元受講生の他に中国語が専門の方や子どもに異文化体験をさせたい
という方などが参加されました。ゲストは内山エレーナさん、サンクトペテルブルク出身のロシア人で山崎
タチアナ先生のクラスで日本語を勉強中の方です。

まず最初にブリヌィの生地の作り方のデモンストレーション。できあがった生地はしばらく休ませておきます。
ブリヌィの生地の作り方には多くのヴァリエーションがありますが今回は簡単にできるレシピを選びました。


すでに焼いたブリヌィも用意し、そのブリヌィを使って包み方のデモンストレーションも行いました。
丸いブリヌィを半分に折り、さらに半分に折って扇方にしたものにはポーランド製のカシスジャムとサワー
クリームを添えました。スモークサーモン、玉葱スライスにサワークリームとディルを添えたものは端から
筒状に包みます。さらに牛肉ときのこのサワークリーム炒めとディルをのせて四角い形に包みんだものは
もう一度フライパンで温めて、


さて、このあたりで先ほど作った生地も落ち着いてきたので ひとりずつカセットコンロのところに来ていただいて
いよいよブリヌィを焼きます。まず小さめのフライパンに少量のバターを溶かしてここにお玉に軽く一杯の生地を
流し込み、底面一杯に広げて薄く焼くのですが、くるりと裏返して焼くのがなかなか難しく、みなさん苦戦して
おられました。ロシア人のエレーナさんはさすがにお上手でした。

焼きたてのブリヌィに 教室の奥のテーブルに並べられたスモークサーモン、ハム類、スモークチキン、牛肉と
キノコのサワークリーム炒め、玉葱スライス、サニーレタスなどをお好みでのせて試食!


たっぷりのサワークリームやディルを加えるとさらにロシアらしい味わいに。ディルはロシア料理には
欠かせない香草です。サイドディッシュとしてヴィネグレット(ビーツ、ジャガイモ、ニンジン、玉葱、
キュウリのピクルスのサラダ)を、またポーランド製のカシスジャム、ブルガリアのバラジャム、
ウクライナの蜂蜜などもお出しして、一枚はデザート風に。

参加されたみなさんからは「クレープにジャムとサワークリームがおいしい!こんな食べ方は初めて」、
「クレープはお菓子だと思っていたけど食事にもなるんですね」「ロシア料理はなかなか食べるチャンスが
ないので来てよかった」「意外に簡単にできるんですね」などの感想をいただきました。
最後にみんなで記念撮影。 

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