あいち平和のための戦争展に参加します
今年のあいち平和のための戦争展は、8月10日(木)〜13日(日)市民ギャラリー矢田にて開催されます。
我々日本ユーラシア協会愛知県連合会は、「憲法:ウクライナ・ロシア・日本の平和条項」をテーマにした展示を企画しており、そこでは戦争と平和の課題を各国の憲法構造や市民的自由の観点から読み解く内容となっています。いま戦争をしているウクライナやロシアの憲法について知り、唯一無二の平和憲法をもつ私たちが世界恒久平和のために何ができるかについて考えたいと思います。
そして、8月10日(木)13:00〜14:00の戦争展ピースステージでは、当協会常任理事の佐藤史人(名古屋大学教授)と中山顕(三重大学非常勤講師)が、安保法制違憲訴訟あいちの会の弁護団の一人として現在活躍中の伊藤朋紀弁護士(春日井法律事務所)をむかえ、「九条のこころから『戦争と平和』を問い直す−全世界の市民が平和のうちに生存するために−」をテーマにしたトークライブを行います。伊藤弁護士は、2015年成立の安保法制の違憲を問う訴訟において平和的生存権・人格権侵害を訴える部分を担当しており、そのなかではロシアのウクライナ侵略戦争についても触れられています。そうした意味では、ウクライナ戦争とはまさに日本の憲法問題でもあるわけです。今回のトークライブは、巷であふれかえるウクライナとロシアの「国盗り合戦」の解説とは一線を画して、日本国憲法九条・前文の視点から、日本と世界の平和を考える機会にしたいと思っています。
あいち平和のための戦争展
日時:2023年8月10日(木)〜13日(日) 10:00~17:00
入場料:500円
会場:市民ギャラリー矢田
(地下鉄名城線「ナゴヤドーム前矢田」下車)
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戦争展ピースステージ
日時:8月10日(木)13:00〜14:00
トークライブ「九条のこころから「戦争と平和」を問い直す−全世界の市民が平和のうちに生存するために−」
(佐藤史人×中山顕×伊藤朋紀)