料理サークル「ペチカ」第２１回例会報告

10月14日（土）午後5時半から東生涯教育センターの料理室で4年ぶりのペチカの例会が開かれました。
老若男女14名が参加してウクライナ料理に挑戦しました。指導してくださったのは榊原ナタリアさん。
ジトーミル出身のウクライナ人で以前にも講師をしていただいたことがあります。日本語堪能、とても
わかりやすく教えてくださり、短時間で効率よくお料理ができました。

今回は「キーウ風チキンカツレツのマッシュポテト添え」と「豚肉と豆とクルトンのスープ」を作り
ました。「キーウ風チキンカツレツ」は定番のウクライナ料理のご馳走です。鶏肉を叩いて薄く伸ばし、
中にディルをまぶしたバターを包んで小麦粉、溶き卵、パン粉の衣をつけて油で揚げてからさらに
高温のオーブンで焼いてカリッとさせます。今回はささみを使いましたが、バターがちゃんと包める
ように薄く伸ばすのにはコツが要りました。

スープはスペアリブでだし汁をとり、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、ひよこ豆、ベーコンを煮込んで
シンプルに塩胡椒で味をつけてクルトンをのせたものでボリュームたっぷり。

みなさん手際よく調理され、料理は早くできあがったので先生を囲んでゆっくり試食ができました。
「ディルやひよこ豆は初めて食べた」という方もありましたが、ディルという香草はウクライナや
ロシアの料理には欠かせないものです。レシピをいただいて材料の確認をした時には、あまりに
ジャガイモが多いので間違いではないかと確認してしまいました。このジャガイモは一部をスープに
使い、残りは全部マッシュポテトになりました。付け合わせのマッシュポテトがたっぷりなのもお国柄、
普段食べることのない香草や食材が体験できるのもこの料理教室の醍醐味です。

カリカリに揚がったチキンカツをナイフで切るとディル風味のバターが流れ出してくるのを見るのも面白く、
初めての味を楽しんでいただけたようです。

この例会についてはブログにも記事がありますのでぜひご覧になってください。