文字通り雲ひとつない透けるような美しさは、住む人の心を反映しているようだ。 道を歩いているだけで、ちょっと買い物をしただけで何人もの人に毎日聞かれるのは、「どこから来たのか」「結婚しているか」「子どもはいるか」「何歳か」。この4点は、まるで質問セットのように必ず誰からにもどこでも聞かれます。また、日本人であることがわかるやいなや、その笑顔がますます優しさを帯び、見知らぬ私に自分のことを話してくれたり、電話番号を教えてくれたり、「私たちウズベク人は客好きなのよ」と自宅に招いたりもしてくれます。 ある日、名所レギスタン広場で入場切符を買い忘れてしまった時など、入場管理の男性と「日本の夫に飽きたら俺と結婚しなさい」などと冗談に花を咲かせているうちに、「切符はもう要らないから」と無料で入場させてもらったりもしました。 どうぞ皆さん、サマルカンドでは正直に日本人であることを打ち明けてください。ロシア語も学んで現地の人々と笑い合ってください。私は銀歯を、彼らは金歯をキンキンギラギラ輝かせていれば、きっと楽しいハプニングにも遭遇することでしょう。 また、この国では秋の綿摘みは国民総出の一大行事です。約七週間もの間共同で寝食を共にしながら、早朝から日没まで一人一日何十キロもの綿を総力を挙げて摘みまくるのです。(学生だけでなく職員も駆り出されるので、大学も休学になります。)真っ直ぐな眼をして学生は言いました。「しばらく大学に来られないのは残念ですが、綿摘みも僕たちの国の発展のためにとても大切なことですから、一生懸命頑張ります。」と。 サマルカンドの人々は、本当に真摯で素直で純粋で、心温かな人好きです。日本のせわしさに心疲れてしまった方々、是非サマルカンドにいらしてください。人々の温かい心と人懐っこい笑顔がきっとあなたを癒してくれることでしょう。 【写真 綿摘みに行く人々】
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