第 1回 ジームニー・プラーズニク報告

  12 月15日(日)午後1時半から愛知民主会館2階ホールで 第一回ジームニー・プラーズニクが開催されました。去年までの「ヨールカ祭」とは少し趣向を変え て ロシア語の勉強の要素を強め、ロシア語講習生や日本ユーラシア協会会員間の交流を目的として企画された「ジームニー・プラーズニク」(冬のお祭)でし た。まずロシア人の先生たちによる恒例の人形劇が上演されました。今回のお話は「めんどりちゃん」。ごくシンプルなお話で短いものですが ロシア語初心者 にとっては まだまだ難しい内容ですので、一度劇を見た後に文法や聞きなれない言葉の説明を挟んでもう一度上演していただきました。

   12月15日(日)午後1時半から愛知民主会館2階ホールで 第一回ジームニー・プラーズニクが開催されました。去年までの「ヨールカ祭」とは少し趣向を 変えて ロシア語の勉強の要素を強め、ロシア語講習生や日本ユーラシア協会会員間の交流を目的として企画された「ジームニー・プラーズニク」(冬のお祭) でした。まずロシア人の先生たちによる恒例の人形劇が上演されました。今回のお話は「めんどりちゃん」。ごくシンプルなお話で短いものですが ロシア語初 心者にとっては まだまだ難しい内容ですので、一度劇を見た後に文法や聞きなれない言葉の説明を挟んでもう一度上演していただきました。

 この後 合唱団ミールが登場、ロシア語と日本語で素晴 らしい歌を披露してくれました。アコーディオンの伴奏で「ワニのゲーニャ」の歌が始まると会場から手拍子が。


 今回はシンプルに紅茶とチョコレートだけをお出しするはずでしたが 田口さんに差し入れのケーキ やジャム、リンゴなどをいただき、参加者はなごやかにティータイムを楽しみました。

 山崎先生と服部先生による「ソチオリンピック」がテーマのクイズでは難しい問題が続き、会 場のみなさんは苦戦!
     

  そして今回の新企画はロシア語講座の生徒さんたちにロシア語でご自分のクラスを紹介していただくものでした。クラスはたくさんあるのですが参加してくだ さったのは火曜日の会話クラス、木曜日の文法上級クラス、金曜日の文法上級クラス、土曜日の会話クラスの4組だけでした。大勢の観客を前にロシア語でのス ピーチをするわけですから相当緊張されていたと思いますが、参加された方たちはみんな堂々と発表され、ロシア人やウクライナ人のゲストからも「素晴らし い!」と称賛の嵐でした。写真は木曜日の文法上級クラスの林菜々子さん(右)と近藤靖宏さんです。林さんはまだ高校生!ロシアのアニメファンでインター ネットのサイトで知り合ったユーラシア諸国の人たちとコミュニケーションがしたいと去年の10月からロシア語講座で勉強を始めました。


ロシアの美しい民族衣装がお似合いのこの方は司会を務めてくださった山森理子さんです。彼女 も土曜日の会話クラスの生徒さん。

 続いて ロシア人ゲストのナタリア・カーズミナさんのスピーチ「ロシア南部の冬」です。彼女の故 郷のクラスノダールは黒海のそばの暖かい地方にあります。それでも子供のころは大雪で大変だったこともありましたが最近は暖冬で冬らしい冬が来ないと話し てくださいました。


 今度は中森秀樹事務局長がロシア語でスピーチです。反体制詩人だったヴィソーツキーについて、そ して 彼についてブラート・オクジャワ(シンガーソングライター)が書いた歌を歌ってロシア人を感心させていました。残念ながら日本人の参加者のほとんど はヴィソーツキーもオクジャワもだれかわからないようでしたが。


  最後はブレンコーワ先生の発音指導で歌詞を読む練習をしてから "В лесу родилась елочка"「森でモミの木が生まれたよ」というかわいらしい歌をみんなで歌いました。ロシアでは知らないものがないほど有名な歌です。この歌を知ら ない日本人のために ロシアやウクライナの方にお手本に歌っていただきました。


    会場では ロシアやウクライナの食品や民芸品の販売もあり人気を集めていました。この日集まったのはウクライナやロシアの 方を含めて大人が41名、子供が数名でした。ご協力いただいた皆様 ありがとうございました。



 
      第1回 ジームニー・プラーズニク(旧ヨールカ祭)
 
2013年12月15日(日) 13:30〜15:30
 愛知民主会館2階 ホールに て