第15回ユーラシアフェスティバル報告

   
   3月10日(日)午前11時から愛知民主会館2階のホールで第15回ユーラシアフェスティバルが開催されました。丹生会長の挨拶の後、新入会員歓迎会があり、新入会員が入会の動機やロシア語との関わりについて一言ずつ語りました。軽食タイムには紅茶、ピロシキ、ジャム付きの黒パンが販売され、参加者はのんびりと過ごしていましたが、舞台裏では大変なことが起こっていました。今回の重要な出し物の人形劇の舞台を作るための部品が紛失していたのです。この人形劇を子どもに見せたいと午後からロシア人の家族連れがどんどん集まってきていました。一時はもう上演は無理かと思われましたがアリビーナ先生のアイデアで舞台装置を裏から補強し、椅子を並べて舞台の代用としてなんとか上演することができました。かわいいお人形と楽しいセリフに子どもたちは夢中になり、拍手喝さいでした。


  その後は合唱団ミールがロシアやウクライナの歌を熱唱、最後は日本の歌「お ぼろ月夜」でした。今回はカザフスタンの楽器ドンブラと歌のコンサートもありました。淡い紫の美しい衣装と羽根のついた帽子のセリクパエヴァさんの熱演、また夫の高橋直己さんのカザフ語の歌もすばらしいものでしたが、会場はお酒も入ってにぎやかになりすぎ、静かに聞けなかったのが残念でした。恒例の抽選会は最後まで残っていた人の半数に何かが当たるという高確率!参加者は120名(外国人が37名)と子どもが約10名でした。