10月20日(土)午後5時半から東生涯教育センターの料理室でお料理サークル「ペーチカ」の第9回例会が開かれ、アリビーナ・ブレンコーワ先生のご指導で13名が有名な牛肉料理「ビーフストロガノフ」を作りました。
19世紀のロシアの貴族ストロガノフ伯爵家の料理人が考案したというレシピ、「当時はこの料理が食べたくてストロガノフ家はお客が増えた」という話が伝わっているそうです。今では世界中に広まり家庭でも作られるようになりました。 アリビーナ先生の説明では「とても簡単で手早くできる料理」とのことでしたが その通りでした!まず玉ねぎのスライスをざっと炒めて小麦粉と水でとろみをつけ、サワークリームを加えてまぜたところへ別のフライパンで炒めた細切りの牛肉を加えて5−10分煮るだけです。味付けは塩コショウのみで最後に刻んだディルを混ぜます。短時間で仕上げるため、材料や調味料は最初にきちんと揃えておくことが大切です。 今回のつけあわせは炊きたてのご飯にバターを混ぜて塩を振っただけのバターライスでした。炊き立てのご飯を入れたボウルに「えっ、そんなに!?」と思うほど大胆にバターの塊を落とし、しっかり塩を振るアリビーナ先生。ご飯3合にバター70グラムくらいでしょうか。食べてみると全然しょっぱくも脂っこくもないのが不思議でした。ご飯の他によくつけあわせに使われるのは マッシュポテトやマカロニだそうです。 キャベツとリンゴのサラダはそれぞれを千切り、ニンジン少々も加えてサワークリームで和えるだけで、サラダの定番調味料の塩コショウやオイルはまったく使わないのが驚き!いつもに比べてかなり早く料理ができあがったので ゆっくり試食することができました。 今回はロシアのバレエ学校を卒業しプロのダンサーとして働いている方やサハリンやカザフスタンに仕事でよく行くという方も参加され、いろいろ面白い話を聞かせていただきました。ビーフストロガノフは材料は簡単に手に入るものばかり、調理も非常にシンプルなのですが、サワークリームのこくと酸味がおいしい素敵な御馳走です。「これならすぐ作れますね。」「家族に食べさせたい。」「おもてなしにもぴったり。」と大好評でした。 「ペーチカ」では日本語堪能なアリビーナ先生のご指導で、毎回楽しくロシア料理を作っています。ロシア料理が食べてみたい方、作ってみたい方、ぜひご参加ください。 関連記事とレシピが
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