白夜の街からの便り(2001年7月)
          中村千枝さんがロシア旅行
 サンクトペテルブルグからお便りいたします。
 この地についてはや5日。この5日間はとても楽しく過ごすことができました。モスクワホテルはとてもいい感じでしたし、ロシアが初めての同行の妹は、ロシアって美味しい国だったんだと感激しています。
 今日の夕御飯はホテルから歩いて2分のレストランへ行ってきました。ここは見つけものです。内装も洒落ていて、お酒もばっちり。ロシア料理も揃っていて、英語も通じます。こういうお店がそこら中にできている時代なんですね。
 劇場はマリインスキーのチケットがとれたので、ドン・キホーテを観てきました。街中のカッサでも、ちゃんとチケットが買え、問題はありませんでした。6月にこちらに着いていたら芸術祭(白夜祭っていうんですって)が観れたそうです。バレエ、オペラ、演劇など、ありとあらゆる舞台が街中の劇場で繰り広げられたのだそうです。まだあちこちにポスターが残っていて、ちょっと悔しいです。
 そうそう、今、ペテルブルグでは至る所で道路工事をしています。再来年、ペテルブルグの建都祭を行うので、そのための改修工事なのだそうです。そのため地図に載っているトロリーバスやバスは、路線変更や運休になっているものがあるので、利用する時は注意が必要です。
 私の場合は、モスクワホテルへ帰るつもりで乗った22番のトロリーバスがネヴァ河の向こう側にある新興住宅地へ行ってしまい、2時間も帰ってこられませんでした。失敗でした。明日は日本へ帰ります。お土産を買いましたので楽しみにしていてください。(中村さんは常任理事、ロシア語受講生。すでに帰国されました)